今日は、私が数日の試行錯誤&調査により確立したどらごん流のハンドドリップについて紹介したいと思います。ドリッパーはメリタを使っています。というのも近くの店に買いに行ったらたまたま売ってたのがメリタのドリッパーだけだったというしょうもない理由ですが。ただ、後で調べてみると、メリタは私の様な初心者にうってつけのドリッパーであることがわかりました。
他社のドリッパー(ハリオ、カリタ)は透過法といって、お湯を注ぐスピード、量を淹れる人が調節することで抽出速度をコントロールする方法です。味の調整範囲が広いのが特徴で、どちらかと言うと上級者向きの方法になるそうです。
対して、メリタのドリッパーは浸漬法といって、蒸らした後、お湯を一度に注いでドリッパーに溜めてからコーヒーを抽出する方法です。抽出速度はドリッパー側でコントロールするので初心者でも再現性良く淹れられるのが特長とのことです。
だったら、粉の量、お湯の量、温度、時間など定量化可能なものはすべて定量化してしまえ!とメリタ式のメリットである再現性の良さにとことんこだわってみました。
用意するもの
- ドリッパー:メリタ アロマフィルター AF-M 1×1
- ペーパーフィルター:メリタ エコブラウン 1×1
- コーヒーカップ
- やかん
- キッチンスケール
- 温度計
- ストップウオッチ
手順
- コーヒー粉10gをペーパーフィルターに投入
- 88℃のお湯をドリッパーに20g注ぐ。ストップウオッチで時間計測開始
- 40秒蒸らす
- 136gのお湯を追加投入
- 抽出が終わるまで待つ(約2分30秒)
- 完成
すべての作業はキッチンスケール上で行い、粉の量、お湯の量(=重さ)をきっちりコントロールするようにします。ストップウオッチで時間計測を開始してから2分30秒後にドリッパーを外してみて、抽出が終わっているようであれば完成です。
湯量、湯温について
お湯の量はメリタが推奨している粉8gに対してお湯125gの比率と同一になるように、粉10gに対するお湯の量を156gとしました。
コーヒーに適したお湯の温度は80~95℃で、温度が高くなれば苦味が、低いと酸味が強調されるそうです。ネットで調べると80℃後半を推す方が多いようでしたのでどらごん流ではとりあえず88℃としました。
蒸らし時間
蒸らし時間も人それぞれですが大体20~60秒としている人が多いようです。試しに蒸らし時間を20秒、40秒、60秒と変えて飲み比べてみたのですが、私の舌では味の差は感じられませんでした。だったら真ん中の40秒が無難だろうと、40秒としました。
まとめ
この方法に落ち着いてから、味の再現性(安定度)が格段に向上しました。やはり量、時間等をきっちりと同じ条件に揃えるとあたりまえですが味も安定するようです。
今後は、挽き目、お湯の温度等を色々変えてみて自分なりの最適条件を探ってみようと思います。
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